2016/10/21

仮面ライダーBLACK(45)「妖花ビシュムの死」

料理教室に花を飾るビシュム。

その花粉を浴びた女性は意識が朦朧となり……。

泣いている子供の横でダンスを踊る。

園児の引率中、路上に立ち尽くす。

食事の準備をせずカラオケ。

高校で生花を指導するビシュム。

ビシュムが念じると、花から花粉が。

虚ろな表情で立ち上がり……。

光太郎に襲いかかる。

操られた女生徒たち。
冒頭、公園で遊ぶ子供たちと母親の映像。その様子を見て登場人物が「彼女たちは母親、子供を守るためなら、自分の命なんかいつ投げ出しても怖くない、そう思ってるはず」と語る。
しかし、「今、母親たち、いや、女たちは変わりつつあった」 とのナレーションに、「母親蒸発」「虐待」「放任」「母性放棄」など新聞の見出し文字が映る。
ゴルゴム怪人が「人間の女たちが本来持っている子孫を残す能力、それを自ら放棄する者が激増している」「さらなる拍車をかけさせて、人間の女という女から、母性などというくだらぬ感情を奪い去る」という作戦の趣旨を説明する。

女性の社会進出が進む一方、児童虐待が社会問題化しつつあった当時の状況を反映。 この回の放送日の一ヶ月前には「巣鴨子供置き去り事件」の発覚もあり、かなりタイムリーな問題設定である。ただその原因を女性のみの心の問題に帰着したり、性役割を半ば本能のように捉えて自明視するなど、現代の感覚から乖離も大きい。
このテーマは前半で提示されるに留まり、それ以上展開されることはなかった。シリーズ全体のクライマックスが近いこともあり、後半はビシュムとの戦いに焦点が当たる。

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