近年は「安全性」の観点から問題視され始めたが、これに対立する価値としてしばしば語られるのが、「達成感」や「連帯感」によって「感動」が得られるというものだ。「達成」や「連帯」のあり方は何も巨大人間ピラミッドを完成させることだけではないはずだし、段数を減らすなどして「安全性」を両立することもできる。それでもこの演目に執着する人々が「安全性」に"対立して"「感動」を持ち出すのは、「集団のために危険を冒す」というパターンそのものが、脳に快楽物質をもたらすからなのではないか。
個人の安全を放棄させ、集団への服従を教え込む、快楽調教である。
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