2016/11/29

ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作(4)「EPISODE:3 ネバーランド」

携帯電話に埋め込まれたチップによって操られる人々。

幻覚を見せられ、携帯を取り上げられても気づかない。

マインド・コントロールから一人免れ、保護されたマユコ。

彼女は新人類のスパイだった。

仲間からの緊急通信にも無反応なルミ。

既にマユコの支配下にあった。

マインド・コントロールで人を操る。

新人類の子供たち。

「これ以上の抵抗は、意味ありません……」

「あなた方も、平和な世界の住民になりなさい……」
電磁波と超能力による支配。
身につけている物から放たれる電磁波によって操られるおなじみのパターンだが、その装置には当時爆発的な普及期にあった携帯電話が選ばれている。人々は幻覚をみせられ、操られているという自覚のないまま、端末を通して支配されている。環境管理型権力のメタファーのようだ。このシーンの背景にテーマパーク的な商業施設が使われているのも、恐らく意図的なものだろう。
虚ろな表情で降伏を宣言するルミの操られっぷりは、短いながらも素晴らしい出来。

賛否両論の平成ウルトラセブン。作品の内容には踏み込まずにおくが、一点、タイトルがわかりにくすぎる。「ウルトラセブン」の平成に入ってから作られた続編、その数ある中の「EVOLUTION」と名の付くシリーズで、「EPISODE:3」というタイトルの「第4話」なので、お探しの際はご注意を。

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