2016/11/25

大冒険

国際陰謀団に捕らえられた悦子。

鋭い眼光で見つめられ……。

すぐに催眠状態に。

「あなたは殺される!……しかし」

「私が来たから、もう大丈夫……」

眠りに落ちる悦子。

「私はお前のママですよ、大人しく私の言う通りになさい」

こくりと首を垂れる。
 監禁と催眠術。施術シーンは中々の出来で、母親と思い込ませる暗示もマニアック。
催眠状態はこの後も長く続くのだが、ほとんど眠っているだけだったのが残念。というか、催眠術で言いなりにさせた結果何をさせたかったのかは不明。

クレイジーキャッツの10周年記念映画。円谷英二の参加作品でもあるが、あくまで中心はアクション・コメディ―。
国際陰謀団の正体はナチス残党という設定で、生き残っていたヒトラー本人が登場する荒唐無稽な展開。そのヒトラーを「少年時代の英雄」だと言って植木等が敬礼を捧げるシーンには、さすがに隔たりを感じてしまったが、戦争を経験した世代には共有された感覚なのかもしれない。

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