2016/11/21

仮面ライダーフォーゼ (23)「白・鳥・同・盟」

キッグナスに心酔する「醜いアヒルの子の会」の集会。

小さな親切を発表し、正義の心を分かち合う。

一人ひとりに点数を与えていく、会長のミサ。

盛大な拍手が送られる。

親切を行わなかったメンバーを叱責するが……。

「でもキッグナスはこう言うさ……お前ならできる、ってね」

感動に包まれるメンバーたち。

「みんな、私らは何だ?」

「醜いアヒルの子!」

「でもいずれ美しい白鳥になる……」

「白鳥になる!」

「讃えよう、私たちの、英雄を!」

「キッグナス!」
全員が異様な一体感の中でキッグナスを讃える。
カリスマへの心酔。特撮作品でありながら、フィクショナルな道具立て廃しているのは稀少。
カルト的な集団に特有の「歪んだ前向きさ」もよく再現されている。将来に約束された幸福を想定して、それをもって現在の醜さを肯定するという、ある種のルサンチマンが見て取れる。
場の空気を支配する会長の指導者としての立ち振舞い、モブの多幸感に満ちた表情など、素晴らしい演技。

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