2016/12/05

バトルフィーバーJ(2)「エゴス怪人製造法」

テストで二番手となり、落ち込む美代子。

成績トップの親友の写真を塗りつぶす。

未来道場の会長が現れ、願い事をするよう唆す。

言われるがまま、親友の死を念じる美代子。

額にエゴスの紋章が浮かび上がる。

親友の死によってトップとなり、会長に礼をする美代子。

「洗脳してもらえば、勉強好きの子になるわ」

弟のコウイチを仲間にしようと迫る。

「いらっしゃい、坊や……」

エゴスの洗脳装置にかけられる人々。

装置のスイッチが入ると……。

エゴスの会員に。

学習塾洗脳モノを思わせるシチュエーションだが、未来道場は塾ではなく「念じれば夢が叶う」というエゴスの教え一般を伝授する場所のようだ。
この手の学力コンプレックスを描いた作品では、劣等生が急に秀才になったりというのがよくあるパターンだが、本作では既に優等生である者がライバルの死を願い、実際に叶えられてしまうという後ろ向きな展開。ライバルがたった一人消えたところで競争上さして有利になるわけでもなく、ただ自尊心だけを守りたいという歪んだ欲望が鮮明になっている。
美代子は中学生のようではあるが、この回の放送の前月には第一回の共通一次試験が実施されており、タイムリーな問題設定である。人間の心の闇を描くのは、上原脚本の得意とするところか。

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